登記簿謄本(登記事項証明書)を取得する方法を司法書士がわかりやすく解説

登記簿謄本とは、正式には「登記事項証明書」と呼ばれるもので、不動産の物理的状況や権利関係を証明する公的な書類です。

登記簿謄本は、最寄りの法務局(窓口または郵送)やインターネットで取得できます。この記事では、登記簿謄本の取得方法についてわかりやすく解説します。

目次

登記簿謄本(登記事項証明書)とは

不動産の物理的状況や権利状況について記録された証明書のことで、どこにある、どんな土地(建物)で、現在誰が所有していて、他にどのような権利が設定されているのかを誰が見てもわかるように公示しています。

  • 物理的状況を記録する表題部
  • 所有権を記録する権利部(甲区)
  • 所有権以外の権利を記録する権利部(乙区)

から成り、相続手続をするうえでも必ず確認する書類の一つです。

請求できる人

これから3通りの取得方法について解説します。

  • 法務局の窓口
  • 登記情報提供サービス
  • 登記ねっと

いずれの方法による場合でも、不動産の所有者や相続人など請求者の資格には一切関係なく、どなたでも取得することができます。

法務局の窓口で取得

お住まいの近くの法務局に行けば、直接請求して取得できます。

  • 必要なもの:不動産の所在地や地番のメモ
  • 手数料:1通あたり600円(2026年2月時点)
  • その場で発行してもらえます

法務局に行けるなら、この方法が最も手っ取り早く、確実です。

オンラインで取得(登記情報提供サービス)

インターネットを通じて、登記情報を閲覧できます(PDF形式)。

  • サイト:登記情報提供サービス
  • 利用には利用者登録が必要(個人登録の場合は登録料300円)
  • 取得できるのは「登記記録の写し(証明書ではない)」ですが、内容の確認には十分使えます
  • 手数料:1通あたり331円(2026年2月時点)

私たち司法書士が仕事で主に使うのはこちらです。事前に登録しておけばすぐに取得できます。

登記情報提供サービスの利用時間は、次のとおりです。

平日 午前8:30から23:00まで
土日祝日 8:30から18:00まで(12月29 日から1 月3 日までの年末年始を除く。)
 【地図及び図面情報については、平日の午前8 時30 分から午後9 時まで】
参考:メンテナンス情報|登記情報提供サービス

登記・供託オンライン申請システム(登記ねっと)

法務省が運営する「登記・供託オンライン申請システム」では、正式な登記事項証明書の郵送請求が可能です。

  • サイト:登記ねっと
  • 利用には申請者情報登録が必要
  • 請求後、数日で自宅に郵送されます

登記・供託オンライン申請システムの利用時間は、次のとおりです。

月曜日から金曜日まで(国民の祝日・休日、12月29日から1月3日までの年末年始を除く。)
8:30~21:00(メンテナンス等による停止あり)
参考:利用時間・運転状況|登記ねっと

まとめ

登記事項証明書(登記情報)の取得方法についてみてきました。

正式な証明書が必要な場合は、窓口または登記ねっとで申請します。

内容の確認だけなら、登記情報提供サービスが便利で安価ですが、有料の利用者登録が必要です。

なお、相続手続を司法書士に依頼する場合、登記簿謄本は司法書士が取得します。

その際に発生する費用は事務所によりますが、実費とは別に1通ごと料金を加算する事務所もあれば、当事務所のように、実費しか請求しない事務所もあります。

料金についての考え方は事務所によりさまざまなので、ご依頼を検討する際の参考になれば幸いです。

「自分でやれば安上がり」……のはずが、数倍の労力になる前に。

相続手続に必要な書類の取得は、慣れない方だとそれだけで数日を費やしてしまうことも珍しくありません。

また、たった1枚の書類が原因で、法務局での手続が止まってしまうリスクもあります。

「平日に役所へ行く時間がない」「正直、もうプロに任せたい」

そう感じたら、お早めにご相談ください。

埼玉県東松山市のデイズ司法書士事務所では、書類取得の代行から登記完了まで、一括でお引き受けする料金プランもご用意しております。

また、ご自分で書類を集めることができる方には、特に安価なサービスを提供しております。

>>5.5万円(税込)相続登記ライトプラン<<

埼玉県内は出張料無料で、ご都合のよい場所までお伺いします。

また、オンライン相談により全国からのご依頼にも対応しています。

初回相談は無料ですので、まずはお気軽にご相談ください。

本記事の内容は、作成時点の法令等に基づき、一般的な情報提供を目的として作成しております。法令等の変更や各自治体の運用により、取扱いが異なる場合があります。本記事の利用により生じた損害について、当事務所は一切の責任を負いかねます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次